滝旅館

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御嶽山1合目の敷地内には、御嶽神社別殿のある純和風旅館がございます。
それが御嶽神社の22代宮司が営む宿「滝旅館」です。
文豪・島崎藤村が親子2代に渡って愛し、ご利用くださいました。

島崎藤村『夜明け前』の一説
(宮下家は現在の当館にあたります)

御岳山の麓があたる傾斜の地勢に倚り、王滝川に臨み、 里宮の神職と行者の宿とを兼ねたような禰宜の古い家が、この半蔵等を待っていた。

川には橋もない。山から伐って来た材木を並べ、筏に組んで、村の人達や登山者の通行に備えてある。

半蔵は三沢というところでその渡しを渡って、日の暮れる頃に禰宜の宮下の家に着いた。

ピックアップ

御嶽神社 22代神主が営む宿

御嶽山の頂上に奥宮本社をもつ御嶽神社。
そんな山の麓で御嶽神社の22代宮司が営んでおります。

島崎藤村ゆかりの部屋

木曽の文豪、島崎藤村に愛され「夜明け前」にも登場しました。
礼状や書などをお楽しみいただけます。

木曽 御嶽山

古くから信仰の山として、畏敬を集めてきた御嶽山。
信仰の山であり、木曽を代表する山としても親しまれています。

王滝村 精進風懐石

木曽牛を始めたとした地元食材を丁寧に使用。
歴史を大切に守りつつ、食べやすい精進御膳をご賞味ください。

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御嶽山

古くから信仰の山として、信者の畏敬を集めてきた御嶽山。
民謡の木曽節では「木曽の御嶽夏でも寒い袷やりたや足袋添えて」、伊那節では「わしが心と御嶽山の胸の氷は胸の氷はいつとける」と歌われており、神聖な信仰の山であるとともに木曽を代表する山「木曽のおんたけさん」として親しまれています。

滝旅館はその御嶽山の麓にあり、御嶽神社の22代宮司が営んでおります。
館内には御嶽神社別殿がございます。

王滝御嶽神社

伝承によれば木曽御嶽山頂上奥社は大宝2年(702年)信濃国司高根道基が創建し、ついで延長3年(925年)白川少将重頼が木曽御嶽山へ登山し神殿を再建した。
また、一合目里宮社は文明16年(1484年)再建、文亀3年(1503年)再興と記録にある。

天明2年(1782年)に覚明行者が木曽御嶽山黒沢口登山道を、寛政4年(1792年)に普寛行者が木曽御嶽山王滝口登山道をそれぞれ開き、講社を作り軽精進潔斎による木曽御嶽山登山を奨励したことにより、御嶽講(山岳信仰・講)が全国に広まり、今日に至り、御嶽教の信者が参拝を欠かさない。

  • ・里宮(さとみや)
  • ・十二大権現(じゅうにだいごんげん)
  • ・八海山神社(はっかいさんじんじゃ)
  • ・三笠山神社(みかさやまじんじゃ)
  • ・田ノ原大黒天(たのはらだいこくてん)
  • ・頂上奥社(ちょうじょうおくしゃ)

の各社殿からなる。

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木曽が生んだ文豪、島崎藤村。
その「夜明け前」に登場する
宮下家が当館です。

島崎膝村「夜明け前」
第一部(新潮文庫)より

御岳山の麓があたる傾斜の地勢に椅り、王滝川に臨み、里宮の神職と行者の宿とを兼ねたような禰宜の占い家が、この半蔵等を待っていた。川には橋もない。山から伐って来た材木を並べ、筏に組んで、村の人達や登山者の通行に備えてある。

半蔵は三沢というところでその渡しを渡って、日の暮れる頃に禰宜の宮下の家に着いた。
「皆さんは馬寵の方から。それはよくお出掛けくださいました。馬寵の御本陣ということはわたしもよく聞いております」と言って半成を迎えるのは宮下の主人だ。

この禰宜は言葉をついで、
「いかがです。お宅の方じゃもう花も遅いでしょうか」
「さあ、山桜が三分ぐらいは残っていましたよ」と半蔵が答える。
「それですもの。同じ木曽でも陽気は一塵いますね。南の方の花の便りを聞きましてから、この王滝辺のものが花を見るまでには、一ト月もかかりますよ」
「ね、お師匠さま。わたしたちの来る途中には、紫色の山つつじが沢山咲いていましたっけね」
と勝重も言葉を添えて、若々しい眼付をしながら周囲を見廻した。
半蔵等はタ日の満ちた深い谷を望むことの出来るような部風に来ていた。
障子の外へは川鶴鵠も来る。部屋の床の間には御岳山蔵王大権現と筆太に書いた軸が掛けてあり、壁の上には注連縄なぞも飾ってある。
「勝重さん、来て御覧、これが両部神道というものだよ」と半成は言って、二人してその掛物の前に立った。
全く神仏を混滑してしまったような床の間の飾り付が、先ず半成をまごつかせた。しかし、気の置けない宿だ。
ここには草臥れて来た旅人や参詣者なぞを親切にもてなす家族が住む。
当主の禰宜で十七八代にもなるような占い家族の住むところでもある。
栂の白いお爺さん、そのまたお婆さん、幾人の古い人達がこの屋根の下に生きながらえているとも知れない。主人の宮下はちょいちょい半蔵を見に来て、風呂も山家での馳走の一つと言って勧めてくれる。七月下旬の山開きの日を待たなければ講中も入り込んで来ない、今は谷もさびしい、それでも正月十五日より二月十五日に至る大寒の季節を凌いでの寒詣に続いて、ぽつぽつ祈願を寵めに来る参詣者が絶えない、と言ってみせるのも主人だ。

(中略)

王滝は殊に夜の感じが深い。暗い谷底の方に燈火の泄れる民家、川の流れを中心に湧き立つ夜の寓、すべてがひっそりとしていた。旧暦四月のおぼろ月のある頃に、この静かな森林地帯へやって来たことも、半蔵をよろこばせた。

館内ギャラリー

島崎藤村は親子2代に渡り、当館を愛しご利用くださいました。
藤村の父である島崎正樹と藤村本人の直筆を展示し、皆様にご覧いただいております。
書・礼状・色紙など、ごゆっくりとお楽しみください。

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お夕食

お夕食には木曽牛を始めたとした地元食材を丁寧に使用し、歴史を大切に守りつつ、食べやすい精進御膳をご提供しております。

ある日のお品書き

※旬の食材を使用しますので一部メニューは季節に応じて異なります。

おすすめの一品

芹がゆ

「こんな山家で何もございませんけれど、芦粥を造って置きました。落とし味噌にしていて焚いて見ました。これが一番さっぱりしてよいかと思いますが、召し上がって見てください。」(夜明け前より)

藤村先生にお召し上がりいただいた、香ばしい味噌の風味漂う素朴な一品を今でもお出ししています。

おおびら(大平)

古くから宿場の食事として親しまれている一品で、冠婚葬祭の際には今でも並ぶ歴史的な郷土料理です。

幻の『木曽和牛』しゃぶしゃぶ

まだまだ貴重で提供するお店の少ない木曽和牛を、アク取りをしながら調理出来る紙鍋でご提供しています。
雑味がない素材の味をお楽しみください。

地酒

木曽の酒造で作られた地酒も取り揃えてございます。

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客室

特別室

バストイレ付きのお部屋です。

洋室ツイン

和室8畳

和室18畳

大浴場

※不定期でご利用いただけないお日にちがございます。ご利用可能日は、お電話にてお問合せください。

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木曽御嶽 滝旅館

〒397-0201 長野県木曽郡王滝村3417-1

ご予約・お問い合わせはこちら

宿泊料金

一泊二食 12,900円~
一泊朝食 9,000円~
素泊り 7,400円~

※季節によって料金が変わる場合がございます。
また一部プランのお受付が出来かねる日もございますので、詳細はお電話にてお問い合わせください。

基本情報

チェックイン 15:00~
チェックアウト ~10:00
大浴場 16:00~22:00
※大浴場がご利用いただけない日も、シャワーは通常通りご利用可能です。
駐車場 30台(無料)

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アクセス

木曽御嶽 滝旅館

〒397-0201 長野県木曽郡王滝村3417-1

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お車でお越しの場合

大阪方面から
(大阪)→名神高速道路・180分→(小牧JCT)→中央自動車道・60分→(中津川IC)→国道19号・80分→(木曽福島(元橋))→30分→(王滝村)→(滝旅館)
東京方面から
(東京)→中央自動車道・170分→(伊那IC)→国道19号・25分→(木曽福島(元橋))→30分→(王滝村)→(滝旅館)


電車でお越しの場合

大阪方面から
(大阪)→新幹線・70分→(名古屋)→JR中央本線「特急しなの」・86分→(木曽福島駅)→バス・40分→(王滝村)→(滝旅館)
新宿方面から
(新宿)→JR中央線「特急あずさ」・160分→(塩尻)→JR中央本線「特急しなの」・26分→(木曽福島駅)→バス・40分→(王滝村)→(滝旅館)

周辺観光